WSETレベル1 学習ガイド:Award in Wines
WSETレベル1(Award in Wines)の学習ガイドです。ワインのタイプとスタイル、主要なブドウ品種、提供温度、料理とのペアリングの原則をまとめ、無料のチートシート、フラッシュカード、模擬試験も用意しています。
Quick Facts
資格名
Award in Wines
学習時間
約6時間
試験形式
選択問題30問
合格基準
70%
WSETレベル1とは
WSETレベル1、正式名称 Award in Wines は、世界でもっとも広く認知されたワイン教育体系への入口となる資格です。まったくの初心者を対象としており、事前の知識も経験も必要ありません。飲食店やワインショップで働く方はもちろん、好きな一杯をもう少し深く理解したいという方にも向いています。取得した資格に有効期限はなく、WSETの世界共通の修了生データベースに記録されます。
学習内容
レベル1のシラバスは、5つの大きなテーマで構成されています。
- ワインのタイプとスタイル:スティルワイン(辛口から甘口、軽やかなものから重厚なものまで)、スパークリングワイン(シャンパーニュ、プロセッコ、カヴァ)、酒精強化ワイン(ポート、シェリー)
- 主要なブドウ品種:白ブドウ5種(シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリージョ、リースリング、マスカット)と黒ブドウ5種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シラー/シラーズ、テンプラニーリョ)
- ワインの造り方:発酵の基礎、赤ワインと白ワインの造り分け、樽熟成、スパークリングワインと酒精強化ワインの造り方
- 保管とサービス:スタイルごとの適切な提供温度と、ブショネ(コルク臭)や酸化といった代表的な欠陥
- 料理とのペアリング:重さを合わせる、酸味・甘み・タンニンの働きを考えるという基本原則
学習量は意図的にコンパクトです。WSETが想定する学習時間はおよそ6時間で、多くの場合はテイスティングを含めた1日の講座で完結します。
試験形式と合格基準
試験は選択問題30問を45分で解く形式で、資料の持ち込みはできません。合格ラインは70%、つまり30問中21問の正解です。試験そのものにテイスティングの実技はありません。出題はブドウ品種に大きく偏り、料理とのペアリングが数問、保管・サービス・醸造から数問という構成が一般的です。
Sommoでの学習
このページで公開している無料のチートシート、模擬試験、フラッシュカードは、学習の出発点として十分に使えます。毎日少しずつ、狙いを定めて練習したい方には Sommoアプリ をどうぞ。弱点を自動で狙う適応型の練習、間隔反復のフラッシュカード、AIが模範解答と照らして採点する記述モード(プレミアム)、そして模擬試験がそろっています。進捗は端末間で同期され、画面は日本語に対応しています。
学習のヒント
- ブドウ品種から始める:もっとも出題の多い分野です。フラッシュカードで、各品種のボディ、アロマ、代表的な産地を覚えましょう。
- 温度の階段を覚える:いちばん冷やすスパークリングワインから、あまり冷やさないフルボディの赤ワインまで、順番で覚えるのが近道です。
- ペアリングは暗記ではなく理屈で:重さ、酸味、甘み、タンニンという原則を理解しておけば、個別の組み合わせを覚える必要はありません。
- ワインの欠陥と醸造を後回しにしない:範囲は狭く、一度見直せば確実に取れる点数です。
- 毎日短く練習する:試験直前の詰め込みよりも、短い練習を毎日続けるほうが記憶に残ります。
よくある質問
WSETレベル1 Award in Wines は、ワインの主なタイプとスタイル、代表的なブドウ品種、そして料理とのペアリング、保管、サービスの基礎を学ぶ入門資格です。ワインを体系的に学ぶ最初の一歩として設計されています。
レベル1はまったくの初心者を対象にしています。試験は選択問題30問で、合格ラインは70%です。しっかり準備すれば、多くの受験者が一度目で合格しています。
認定校や地域によって異なりますが、おおむね150〜250米ドル程度です。教材費と受験料が含まれるのが一般的です。日本国内の受講料は認定校ごとに異なるため、各校の案内をご確認ください。
必要ありません。事前の知識もテイスティングの経験も問われない入門レベルの資格で、ワインに興味のある方ならどなたでも受講できます。
テイスティングを含めて1日(およそ6時間)で完結する形式が一般的です。認定校によっては、オンラインや平日夜間に分けて開講している場合もあります。

